女喰い聖書・企画2006年4月4日
【寧々テキスト〜第二話〜】




「寧々テキスト〜第二話」
■2001年4月19日・更新


おはコ〜〜〜ン☆(←最近、地元で流行ってる挨拶)

明日は会社を休んで大阪へ行くのだぁ〜〜!

ん??何しに行くって??そりゃあ、あったりめーだろ!女に逢いに☆

〜らんまるスコープ〜
寧々・大塚寧々似・26歳・お水/157・80・60・83(推定)

元々はナースで今はお水やっています。

去年まで埼玉に住んでいてナースをしていましたが、病院を辞め実家の大阪に帰ってしまいました。お家騒動で色々とあってね…。本人的には”一時帰宅”な感じで、また埼玉に戻るべく、言い方悪いけどてっとり早く引越し資金を溜めるために今はお水の世界で頑張っています。え?ナース時代の貯金があればすぐに帰ってこれるんじゃね?って!?

……さあ?知らない。でも本人がそう言ってるんだから、そうなんでしょう。

っていうか、まずは寧々との出逢いから話した方がよさげかな?らんまるスコープだけじゃ語り尽くせない、知り尽くせないコトがいっぱいあるわけなんさ。その方がいいね。うん。(自己解決)

というわけで、本編はひとまず「へぇ〜寧々に逢いに大阪へ行くんだぁ」程度に置いといて、出逢いからお話ししましょう!言っておくけど長いゾ☆





『出逢い』

■2000年・春(らんまる24歳、寧々25歳)


寧々との出逢いは地元の友達主催のコンパ(と言っても、友達が無言の圧力で「仲良く普通に飲みましょー☆」ってな感じだったから所謂”お茶会”みたいなものだけど)で。

第一印象で「美人な子だわ〜」って思ったけど、寧々が極度の人見知りなため、そこそこ仲良くなった程度でバイバイ。メアド交換もしなかったのよね^^;

俺は俺でコンパ後に別の女と会う約束があって、女関係はお腹いっぱいいっぱい状態だったから、寧々がいくら美人とはいえ、「メアド交換、ま。いっか☆」な感じだった。…いやはや、すっげぇー自惚れてまんがな自分(笑)。コンパで連絡先聞かなきゃ、常識的に考えて、あったりまえのことで、もう逢うことは絶対に無いのにね。

ま、美人の一人や二人、もう逢えなかろうと、今の俺には全然勿体無くもなんともなーい!こんな自分サイコー☆程度の軽い感じで一切連絡先は聞かず、そそくさと愛車のツーバンに乗り、別な女との待ち合わせ場所へ向かった。

だけど不思議だったんだよね。

”思っていたこと” と ”感じていたこと” が 「真逆」だった。頭の中では「もう逢うことはないだろう」と”思っていた”んだけど、心の中では真逆のことを”感じていた”んだよ。





「あの女とはまた逢える…」って。

根拠も何も無いのにね。あの時の不思議な感覚は今でも鮮明に覚えてる。



――ってなわけで、

そんなこんなで、コンパの日から数ヶ月経ったある日。友達と深夜のナンパ巡業に出向いてた時のこと。

友達「あ、そういえば、寧々ちゃん引っ越すんだってさー」

俺「…ん?寧々って誰だっけ?」

友達「あれだよー。この前、俺主催のナースコンパに居たじゃん。髪がロングで、ミニスカのさー」

俺「あっ。すっげー美人で人見知り激しかった娘か!?」

友達「そうそう。お前が”俺のニンジンでっかいぜー”とか言ってドン退きしてた娘!」

俺「ああ。ドン退きだった。涙」

友達「思い出すと笑える!ぎゃははははははははは!!!おめぇサイコーだよ!!ちょっと握手して!!(爆笑)」

俺「うっせー!!寧々ちゃん、どこに引っ越すんだ?」

友達「近場らしい」

俺「あ、そうなんだ…っていうか、お前なんでソレ知ってんの??」

友達「え?俺ら普通に仲良いよ?コンパ後も何回か遊んでるし(・・)」

俺「は?そんな話、聞いてねーし。俺、ちょーハブじゃねぇかよ」

友達「お前さー、コンパの日、速攻帰ったじゃん?メアド交換もしてなかっただろ?」

俺「そうそう。いや〜〜。女と約束があってさ、時間ギリギリで焦ってたんよね」

友達「そうだったのかー」

俺「事前に言ってあっただろ。汗」

友達「忘れた」

俺「おま…汗」

友達「んで、あの後、大変よ?寧々ちゃんとか”らんまる君、もしかして怒っちゃった?”ってブルー入るしさー」

俺「まじで!?その話しも初めて聞いた…」

友達「だから、寧々ちゃん達と遊ぶ時はお前誘えなかったってわけ」

俺「なるほど…。なんか悪いことしたなぁ。メアドくらい交換しとくんだったよ…。でも俺、なんであの時、交換しなかったんだべ?」

友達「知らねーなー」

俺「ま、それはそうと、寧々ちゃんの引越しの話しをなんでしたんだ?俺には関係無いべ」

友達「明後日の日曜日にみんなで引越しの手伝いに行くんだけどさー、人手は多い方がいいだろ?お前も手伝えよ。一応、面識があるんだしよー」

俺「要するに人数合わせかい(笑)」

友達「そう」

俺「まー、OKだけど、一応、寧々ちゃんに聞いてみろよ」

友達「あー、ちっと待って。今、電話してみるわ」

俺「夜中の1時じゃさすがに起きてねーだろー」

友達「…あ、もしもし〜♪」

俺「起きてるんかい…汗」

友達「…うん……うん……。っていうわけでさ、らんまると居るわけよ…そうそう…あの、感じが悪かった奴…え?…ちょっと待って。おい、らん。電話変われだってよ」

俺「あ、うん。……ど、どーも〜…汗汗汗」

寧々「”どーも〜”ぢゃねぇよテメェ!なにやってんだよ、こんな時間にさー」

俺「えっ…あっ…っていうか、オ、オメェこそ、なにやってんだよ!!しかも飲み会ん時はちょー大人しかったくせによー」

寧々「うるせーよ!人見知りすんだよ!悪ぃかよ!(笑)」

俺「人見知りする寧々ちゃんでお願いします(笑)」

寧々「刺す♪お前さー、ほんっっっとに、感じ悪い男だよなー!」

俺「あ…、いや…、わりぃ…」

寧々「…………」

俺「そんかし、日曜日に引越しの手伝いするからさ」

寧々「……土曜日来い」

俺「は?」

寧々「”は?”ぢゃねぇよ。明日の土曜日来いって言ってんだよ。どうせ暇なんだろー」

俺「確かに休みで予定ないけどさ、流石にまずいっしょー。いきなり俺一人で行っちゃうと!」

寧々「あっは!あははははは!お前って面白い奴だなー。ちょー笑える!(笑)」

俺「あん?あんま舐めてる口聞いてっと、マジで行くかんな?」

寧々「あー、来いよ。女友達が一人だけいても力仕事出来ないからさー」

俺「なんだ、友達来んじゃねぇかよ!」

寧々「あったりめーだろー。お前はどういう男なのか、お前の隣にいる友達からよーく聞いてるんだよ(笑)」

俺「…お前、何言った?汗」

友達「色んなこと♪」

俺「てめッ」

寧々「喧嘩すんなよ。大体そういう男だって感じてたから(笑)」

俺「あーそーですかー(棒読み)。んじゃ連絡先教えて。俺は…」



こんなやりとりがあって、俺は翌日、一人暮らしの寧々ン家へ引越しの手伝いに行くことになった。

今思えば、ひょんとしたところからの運命的な再開なんだろうけど、当時はただの「感じ悪い男」と「ギャップが激しい女」くらいにしか思われてなかったし思っていなかった。

そんな二人の関係が急激に変わっていき、心は激しく惹かれあう。引越しの手伝い中に見つかったピンクの封筒。それが二人の関係が始まる”きっかけ”と言っても過言ではなかった。