女喰い聖書・企画2006年4月4日
【寧々テキスト〜第十九話〜】




<第十九話> 2001年4月21日の日記リニューアル 


『大阪春の陣・後編』

午前1時。

”おっぱじめ”終わった寧々は爆睡中。ソファーであんなことやこんなことをヤってしまっていたので、寝ている場所は当たり前にソファーだ。裸のまま胎児のように丸くなって眠っている姿は非常に和ませてくれるのだが、春と言ってもまだ4月。夜は肌寒い。布団も掛けずに寝るには風邪を引いてしまう可能性が大だ。ここは1つ思いっきり叩き起こしてベッドへ移動させてやろうと思ったが、本当に気持ち良さそうに眠っているので少々気の毒になって気さえする。頭をポリポリかいた俺はタバコを咥えたままベッドルームから持ってきた毛布でそっと包み、俺だけベッドで眠りにつく。二人で寝るにはソファーは狭かったから。

午前6時。

目覚めた俺は寧々の胸の中にいた。ベッド上のことである。寝ぼけた頭に浮かんできた、お前いつのまにコッチに移動してきたん?という疑問より、幼少の頃から人と向かい合って寝ることが出来ない俺が、なんで今の体勢でいるのか?という疑問が大いに沸いた。しばし頭を悩ませていたものの、目の前にあるおっぱいの誘惑にどうでもよくなってしまい、桜色の小指大のお豆を赤ん坊のようにちゅーちゅー吸う。「あれ?俺、なんか悩んでいたよな?」…おっぱい強しである。しばらくイジくってると寧々もお目覚めしたようで、「う〜〜ん・・」と言いながら抱きしめてきた。

「おはよう。お前いつのまにベットに移動してきたん?」

「………。それよりも…ねぇ…?」

悩ましい声で頭に腕を絡めてきた。…だよな。そんなことどうでもいいよな。キスを求められてそれから昼まで”おっぱじめ”まくる。


――。


「おお!昼の時間帯に新喜劇やってんじゃん!」

感嘆の声を上げたのは俺で、寧々家近くの喫茶店のテレビを見ながら昼食のサンドイッチを食べていた時のことだ。

「”いいとも”は、やってねぇのか!?いや、そんなことはどうでもいい。新喜劇の方が断然面白いからな。こういうの見ると”大阪”って感じするよな!」

浮かれ気分の俺を微笑ましそうに見つめている寧々。それからお笑いについてアレコレ色々と語りながらサンドイッチにセットで付いてきたアイスコーヒーを飲み終わるころ、帰りの時刻となった。


駅の新幹線ホーム。

「楽しいかった…。今度は埼玉に来いよ」

「うん。楽しかったね」

俺「じゃ〜またな!電話する!」

「…じゃあね」

惜しげもなく寂しそうな顔で小刻みに手を振る寧々だけど、寂しいのは俺も同じだ。二人一緒の時間が終わる寂しさは距離が離れている分、イコールだ。だが俺は笑顔でいられるぜ。寂しい分だけ悔いは残さない二日間を過ごしてきたからだ。

あと何回この街にやって来て、別れの時間が来るかわからないけど、俺は毎回笑顔でいるつもりだ。毎回悔いを残さないから。じゃあな、寧々!笑顔でバイバイだ!そしてgood bye 大阪!ステキな街だったぜぇ!

【大阪春の陣・完】

















あ。ナンパ橋デビュー忘れた(超後悔)