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女喰い聖書・企画2006年4月4日 【寧々テキスト〜第三十三話〜】 <第三十三話> 2001年6月28日の日記リニューアル 『愛と憎しみの始まり・C』 その日は結局、電話が掛かってくることは無かった。「何してんだ?」という疑問に一晩中悩まされることになる。なになに。真相は女友達と遊んでいる最中に携帯の電池が切れ、夜遅くに帰ってきたもんだから俺は寝ていると思い連絡しようにもできなかった…というありきたりなコトだったが、それでも俺は疑心暗鬼だったね。本当かよ?みたいな。 もうここまでイカれてくると、このイカれてる原因を作ったのは寧々じゃねぇかって被害妄想に捕らわれるし、完全に自分を見失って私生活に多大な影響が及び始める。 まず寧々を考えると息苦しくなって飯が喉を通らなくなるでしょ。寧々のことを考えるといつまでも眠れなくて睡眠不足に陥るでしょ。それに伴って性欲だって減少してくる。要するに人間の三大欲求が満たされ無くなるわけで、廃人の一歩手前な状態ですよ。 そんな状態の男が女性とお付き合いをしていくにはすこぶる過酷なものがあり、ツマラナイことで喧嘩を繰り返すようになる。クダラナイことでも喧嘩をするようになる。2人で1つになりたいという願望があり、その願望から少しのズレが生じると言い合いの喧嘩になる構図だ。「こうあるべきだ」「私はそう思わない」「なんでだ?誰だってこうじゃん」「そんなはずない」 互いに心をすり減らし合い、気がつくと罵り合い憎しみ合う二人になっていた。そして、 「らん…変わったね」 二人の関係に壊滅的な結末を予感させる一言が寧々の口から放たれたであった。 |